助動詞の乱舞

哲学と文学の読書

哲学

河合隼雄 「ユング心理学と仏教」(1995年)

僕が初めて心理学のことを知ろうと思ったとき、読んだのは河合隼雄の「ユング心理学入門」だった。確か15歳か16歳のときだったと思う。 わかったような、わからなかったような感じで読み終えたことは覚えている。 人間には無意識があると言われればそれはそ…

アルベール・カミュ 「シーシュポスの神話」(1942年)

僕が十代後半の頃、読書仲間とでもいうべき友達がいた。 彼は泉鏡花や、米文学や、ラッセルや、その他雑多な本を色々読んでいた。その頃僕が夢中だったのは、ニーチェやドストエフスキーやキルケゴール、あるいは三島由紀夫だったり芥川龍之介だったりした訳…